「カバーニ移籍」の結果次第だが……
パリ・サンジェルマンが、ナポリに所属する元スペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテの獲得を検討しているようだ。
長きにわたりPSGの攻撃を牽引してきたウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ 。今季は怪我に悩まされていることと、インテルから加入したFWマウロ・イカルディがピッチで存在感を発揮していることで、出場機会が激減している(今季公式戦14試合に出場)。こういった状況に加えて、クラブとの契約が今季いっぱいで満了を迎えることもあってか、これまで以上にカバーニの今後の去就に注目が集まっているのだ。中でもスペインの強豪アトレティコ・マドリードが興味を示しており、すでに個人合意には至っているといった報道も出ている。
そのため、PSGはカバーニの代役となる選手の確保に動こうとしている。そして代役候補に挙がったのがジョレンテだ。仏『Le Parisien』などによると、PSGの指揮官を務めるトーマス・トゥヘル監督は、カバーニと同程度の選手を維持したいと考えているため、ユヴェントスやセビージャ、トッテナムなどでプレイし、過去にCL決勝の舞台を2度味わうなど経験豊富な同選手に白羽の矢を立てたという。
この移籍が実現するのは「カバーニ移籍」の結果次第だが、はたしてどのような結末を迎えるのだろうか。カバーニの移籍に関してクラブ間交渉が難航しているといった噂もあるが、かつてナポリでプレイした選手の穴をナポリの選手が埋めることとなるかもしれない。今後の動向にも注目が集まる。