データサイト『WhoScored.com』が、24日から26日にかけて行われたセリエA第21節のベストイレブンを発表。ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋が、見事11人のうちの1人に選ばれている。
25日にアウェイでSPALと対戦したボローニャ。冨安はこの試合で右サイドバックとしてスタメンに名を連ねると、両チーム最多となるタックル数、自チーム最多となるタッチ数やデュエル数を記録し、存在感を発揮した。さらに1-1で迎えた41分には、飛び出したGKのカバーに入り、スライディングで相手のシュートをブロックしてボローニャのピンチを救って見せた。冨安の活躍もあり、ボローニャは3-1でSPALを撃破している。
勝利に大きく貢献した冨安を複数の伊メディアも絶賛していたが、200以上のデータから自動的にレーティングを算出する『WhoScored.com』も「7.5」の高評価をつけていた(出場選手の中で3番目に高い評価)。すると、フアン・クワドラード(ユヴェントス)やエルセイド・ヒサイ(ナポリ)、ダビデ・サントン(ローマ)らを抑えて、今節に右サイドバックとしてプレイした選手の中では冨安が最もレーティングが高かったようで、ベストイレブン入りを果たしたのだ。
冨安の他には、ジェンギズ・ウンデル(ローマ)やロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)なども選ばれた。そんな中で、最多選出はトリノを相手に大量7ゴールを奪ったアタランタから。ホセ・ルイス・パロミーノやアレハンドロ・ゴメス、ドゥバン・サパタ、ヨシップ・イリチッチなど7名もの選手が名を連ねている。
発表されたベストイレブンは以下の通り
[GK]
バルトウォミェイ・ドラゴフスキ(フィオレンティーナ)
[DF]
冨安 健洋(ボローニャ)
ホセ・ルイス・パロミーノ(アタランタ)
ラファエウ・トロイ(アタランタ)
リッカルド・ガリョーロ(パルマ)
[MF]
ジェンギズ・ウンデル(ローマ)
アレハンドロ・ゴメス(アタランタ)
レモ・フロイラー(アタランタ)
ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)
[FW]
ドゥバン・サパタ(アタランタ)
ヨシップ・イリチッチ(アタランタ)