今冬にACミランへの復帰を果たしたズラタン・イブラヒモビッチだが、早くも古巣で必要不可欠な存在となっているようだ。チームメイトたちがその「存在の大きさ」を口にしている。
6日のサンプドリア戦で途中出場を果たし、イブラヒモビッチはミランで再デビューを果たすと、続くカリアリ戦では早速ゴールを決め、移籍後初勝利に貢献した。すでにピッチで抜群の存在感を放っているが、やはり豊富な経験を持つ同選手の加入はピッチ外でも多くの影響をもたらしている。
ミランの10番を背負うハカン・チャルハノールは、ドイツ『Bild』などのインタビューでイブラヒモビッチについて「彼のようなリーダーが必要だった。彼は素晴らしいコンディションだし、鍛えられているのは明白。38歳にもかかわらず、対戦相手は彼を恐れるんだ。ズラタンが戻ってきてミランは生き生きとしているし、彼の存在がこのクラブの魅力をより上げ、さらにエキサイティングになるのを手助けしてくれた」と語った。
さらに「彼が到着して以来、僕らの自身も向上している。僕が間違っていることやうまくやれていることを、彼は素直に教えてくれる。僕は彼のそんなところが好きなんだよ。彼は僕の間違いを見せてくれるんだけど、僕が彼に納得するかどうかが問題なのではない。大事なのは彼が何が正しいかを知っていて、みんなを同じように扱ってくれることだ」とも話している。
また、クラブの公式チャンネルのインタビューでラファエル・レオンもイブラヒモビッチについて言及。「僕らはファンのためにももっとやりたいと思っている。イブラヒモビッチはトレーニング中にたくさんのアドバイスをくれるんだ。カリアリ戦では2人でネットを揺らすことができたし、僕らの関係は急激に良くなっていっているよ」と明かした。
19日に行われた第20節ウディネーゼ戦では、計5発のゴールが飛び交うの打ち合いとなったが、ミランは3-2で勝利を収め、イブラヒモビッチ加入後の無敗をキープしている。はたして、ミランはこの調子で軌道に乗ることができるのか。
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