このままだとエースを失うことになるぞ アーセナルが追い込まれている

今季チームトップの11ゴールを挙げているオバメヤン photo/Getty Images

レジェンドが心配するオバメヤン流出

先月29日にウナイ・エメリ監督を解任し、フレドリック・ユングベリ暫定監督の下で新たなスタートを切ったアーセナルだが、その効果は表れているだろうか。現地時間9日に行われたプレミアリーグ第16節ウェストハム戦でひとまず公式戦10試合振りとなる白星を手にした彼らだが、前政権から何が変わったかと問われれば挙げられることは少ない。

もちろん、ユングベリ暫定監督も試行錯誤はしているだろう。試合中にもエメリ政権時には見られなかったような形は何度か見受けられる。しかし、チームがかねてより抱えていた課題はそれほど改善されていないようにも映るのだ。いまだビルドアップの形は見えてこず、守備の強度も物足りない。指揮官がバトンを受けてからまだ間もないということも考慮しなければいけないが、そんなことは言っていられない状況であるのも事実。このままでは何も変わらずに時間だけが経過してしまう可能性もあるだろう。

そうなれば、さらに悪いシナリオも見えてくる。今のアーセナルは選手の“個の力”に依存しすぎている印象がある。このままの状態でシーズンを終えることとなれば、頼みの綱だった有能な選手たちも移籍を考え始める可能性は否定はできない。

英『Daily Mirror』によると、アラン・シアラー氏もアーセナルが来夏に主力選手を大量に失うかもしれないことを懸念している。なかでも同氏が心配しているのはエースであるFWピエール・エメリク・オバメヤンの去就だ。

「オバメヤンの能力は信じられないほどだ。トップクラスのゴールスコアラーだよ。でも、今の彼はチームに対して怒りを覚えていることだろう。ゴールを決めてもなかなか勝利に結びつかないことにイライラしているはずだ。もしオバメヤンが今後新しい契約にサインしないのであれば、アーセナルは来年の夏に彼を売却しなければいけなくなるだろうね」

オバメヤンとアーセナルの現行契約は2021年までとされている。しかし、シアラー氏はもし同選手が契約を延長しないのであれば、クラブはそれなりの移籍金を見込める来夏にエースを売却せざるを得なくなるかもしれないと主張している。

攻撃陣の要であるオバメヤンを失ってはアーセナルの攻撃力も半減してしまうことだろう。はたして、同クラブはこの追い込まれた状況をどう打開するか。ユングベリ暫定監督はたとえ次期監督が決まるまでの“繋ぎ役”だったとしても、結果が求められている。

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