「目玉焼きかソーセージしか……」 モウリーニョの家事スキルが低すぎる

自身の家事スキルの低さを明かしたモウリーニョ監督 photo/Getty Images

マンU時代のホテル暮らしを振り返る

サッカーに限らず、チームスポーツの世界において監督はよく料理人に例えられる。食材(選手)の特徴を活かしつつ、それをどううまく調理して最高の料理(チーム)を作り上げるか。扱うものは違えど、この2つの職業には通ずるところが多い。案外彼らの頭の中は似たような思考回路となっているのかもしれない。

しかし、先日トッテナムの新指揮官に就任したジョゼ・モウリーニョ監督に台所でのスキルは皆無なようだ。それどころか、同監督は家事全般が苦手だという。英『The Sun』によると、同監督は現地時間4日に行われる古巣マンチェスター・ユナイテッド戦前の会見で、自身に家事スキルがほとんどないことを自白。マンU時代のホテル暮らしエピソードを絡めつつ、現在の暮らしを語っている。

「掃除をしなければいけない。やりたくないね。そしてアイロンも自分でかけなければいけない。どうすればいいのかわからない。料理も作らなきゃいけないね。でも私ができるのは目玉焼きを作ることとソーセージを焼くことだけだ。これでは今後幸せにはなれないだろうね」
「(マンU在任時、)私は素晴らしいホテルに住んでいた。部屋は1つではなかったし、そこは常に私が使っていい空間だったんだ。1週間後に去らなければいけないわけでもない。私はいつも横になって電話をかけていたよ。『カフェラテを持ってきてくれ』、『夕食に行きたくないので部屋まで持ってきてくれ』ってね。あの時はサッカーを見るか、『食べ物を持ってきてくれ』とホテルスタッフに頼むかしかしていなかった。あそこには全てが揃っていたんだ」

モウリーニョ監督はマンU時代、任期中に住宅を購入しないと決めてマンチェスター市内にあるローリー・ホテルに宿泊していたことで知られている。なかでも、滞在していたのが大きなベッドルームやラウンジ、食事スペース、キチネットを備えている超高級な「リバーサイド・スイート」ということは退任時に現地メディアによって報じられ、大きな話題を呼んだ。在任2年半、895泊分の費用はおよそ53万7000ポンド(約7600万円)にものぼったという。

マンU時代、一般人とはかけ離れた生活を送っていたモウリーニョ監督。はたして、現時点でもはや“ゼロ”と言っても過言ではない彼の家事スキルは、これからどこまで上がっていくのだろうか。将来自炊をすることとなった時、日々の食事が目玉焼きとソーセージだけでは少々寂しいだろう。

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