本田圭佑「私は神様ではない」 フィテッセ・デビューを白星で飾れずも

フィテッセ・デビューを果たした本田圭佑 photo/Getty Images

フィテッセの救世主になれるか

MF本田圭佑が所属するフィテッセは24日、エール・ディビジ第14節でスパルタとアウェイで対戦し、0-2の敗戦を喫した。この一戦で新天地デビューを飾った本田が、今後の飛躍を誓った。

今年6月にメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)を退団して以降、フリーの状態が続いていた本田。10月末からCSKAモスクワ時代の恩師であるレオニド・スルツキ監督が率いるフィテッセのトレーニングへ参加すると、今月6日に正式契約を結んだことが発表された。そして、第14節スパルタ戦で早速スタメンに抜擢され、81分までプレイした。チームは敗れ、デビュー戦を白星で飾ることはできず、チームの連敗もストップすることはできなかったが、新たな一歩を踏み出している。

そんな本田がオランダ『omroep gelderland』のインタビューに応じると、ファンへ「1週間待って欲しい」とメッセージを送った。そして「ピッチに慣れるためには、リンセンやベロのような選手とプレイするには少し時間が必要です。ここには経験のある素晴らしい選手たちがいます。ただ彼らは現在、自信を失ってしまっている状況です。彼らは自信を失っていますが、すぐにその自信を取り戻さなければいけません。私は彼ら選手たちと、そしてコーチ陣とも話をするつもりです」と明かしている。
さらに「私は神様ではありません」と述べながらも「私はこのチームを助けたいですし、うまくいくと信じています。それから、自分自身をもっと手助けしていかなければなりません。今はまだ、多くの敗北を味わったこの状況を受け入れるべきです。ただ、私たちはファンに対する責任を取らなければならないし、来週にはより良くなっていることでしょう」とコメントした。

わずか1敗だった第10節までの好調から一転して現在4連敗中と、5位まで順位を下げているフィテッセ。はたして、本田は救世主となり、再びチームを軌道に乗せることができるのか。

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