今季のチャンピオンズリーグ得点ランクを見た時、7得点で首位に立つザルツブルクFWアーリング・ブラウト・ハーランドを筆頭にワールドクラスのアタッカーたちがズラリと顔を揃える。2位バイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキ(6得点)、3位トッテナムFWソン・フンミン、マンチェスター・シティFWラヒーム・スターリング(5得点)と、当然ながら得点ランク上位はアタッカー中心となる。
そんな中、得点ランク4位にはマウロ・イカルディやハリー・ケインらと並んで1人だけDFの選手が入っている。レアル・マドリードからドルトムントにレンタル移籍しているアクラフ・ハキミだ。
ハキミはサイドハーフを担当することもある選手だが、あくまでサイドバックの選手と捉えられている。そんなハキミがここまでスラヴィア・プラハ戦、インテル戦でそれぞれ2得点ずつ挙げ、ケインやイカルディと並んで得点ランク4位に食い込んでいるのだ。
サイドバックの選手のため得点数で競う必要はないが、なぜかハキミは非常に得点力が高い。ハキミはレアルから2年間のレンタルでドルトムントに加わっており、スペイン『MARCA』はレアルのトップチームでプレイするにふさわしい実力者であることを証明し続けていると称える。
ドイツにレンタル移籍したところからレアル復帰へ繋げたケースでは、現在チームで活躍するDFダニエル・カルバハルが有名だ。カルバハルはレヴァークーゼンへのレンタル移籍で力をつけ、レアル不動のサイドバックへと成長した。
ハキミは左右両サイドを担当できるため、レアルにとって貴重なオプションとなるだろう。カルバハル、マルセロ、フェルランド・メンディなど実力者は多いが、得点力抜群サイドバック・ハキミはレアルでプレイするにふさわしい選手だ。
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