今季からブンデスリーガにチャレンジ
昨季デンマークのコペンハーゲンで48試合32ゴールと驚異的な成績を残した23歳のデンマーク代表FWロベルト・スコフをご存知だろうか。ウイングの選手ながら大量点を奪える力に注目が集まり、トッテナムなども興味を示した逸材だ。
そんなスコフは、今夏にドイツのホッフェンハイムへ移籍する道を選択した。ブンデスリーガではコペンハーゲン時代ほど得点を量産できているわけではないのだが、1日のパーダーボルン戦でついにブンデスリーガ初得点を記録したのだ。
これを受けてブンデスリーガ公式は改めてスコフに注目しているが、同サイトはスコフのことを「デンマークのガレス・ベイル」と表現している。レフティーのウイングであることが第一の理由で、スコフもベイルと同じくスピードを活かした高い突破力を誇る。
さらに昨季はフリーキックから8得点、ペナルティエリア外からのシュートで4得点を奪うなど、強烈なパワーショットを持っている部分もベイルと比較される点だ。今回のパーダーボルン戦での得点もフリーキックだった。
そのフリーキック精度には同じデンマーク代表の先輩MFクリスティアン・エリクセンも驚いたようで、「コペンハーゲンでフリーキックから多くのゴールを挙げているスコフを大いにリスペクトしているよ。彼がこれを継続するなら、僕のキッカーの座は危ういかもね」とまでコメントしていた。
ホッフェンハイムで大きな一歩を踏み出すことに成功したスコフは、ここからデンマークのベイルとして評価を高めていけるのだろうか。
・コペンハーゲンでの得点集