今世界でちょっとした話題を呼んでいる若手軍団がいる。先日EURO2020予選でスペイン代表と1-1で引き分けたノルウェー代表だ。まだEURO2020出場に届くかは分からないが、最近はノルウェーの選手たちの話題が目につく。
最も有名な選手はレアル・マドリードからレアル・ソシエダにレンタル移籍しているMFマルティン・ウーデゴーで、数年後にはワールドクラスのMFとしてもっと有名な存在になっていることだろう。
ウーデゴーだけではない。ノルウェーには他にも興味深い若手が揃っており、そのタレントたちにマンチェスター・ユナイテッドが目をつけているというのだ。
英『90min』によると、マンUがチェックしているのはセルティック所属の21歳DFクリストフェル・アイェル、ベルギーのヘンクで日本代表FW伊東純也とチームメイトになっている21歳のMFサンダー・ベルゲ、そして今季ザルツブルクで大きな注目を集める19歳の大型FWアーリング・ブラウト・ハーランド、ロシアのロストフでプレイする23歳のMFマタイアス・ノルマンの4人だ。
アイェルは196cmものサイズを誇るセンターバックで、すでにノルウェー代表でもデビューを果たしている。セルティック出身DFといえば現在リヴァプールで活躍するフィルジル・ファン・ダイクが有名だが、アイェルにも同様の期待がかかる。
ヘンクのベルゲも守備的MFとしてフル稼働しており、マンUでポジションを失っているネマニャ・マティッチに代わる存在になる可能性がある。同じくノルウェーA代表でも定位置を確保している実力者で、マンUの獲得リストに挙がるのも頷けるか。
ハーランドについては説明不要だろう。チャンピオンズリーグでもリヴァプール相手に得点を決めるなど、注目しているのはマンUだけではない。近いうちに争奪戦となるはずで、今欧州で最もホットな10代ストライカーと言っていい。
ノルマンはノルウェーのモルデでオーレ・グンナー・スールシャールと仕事をした経験があり、それもマンUの興味に繋がっている理由だろう。ノルウェー代表でもデビューしており、トッテナムも興味を示しているという。
スールシャールがノルウェー人指揮官ということも関係しているのだろうが、マンUのプロジェクトの中心に若きノルウェー人選手が続々と入ってくることになるのか。彼らが成長した数年後はノルウェー代表も今以上に面白い集団となっているはずだ。
●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号を無料で公開中!
波乱巻き起こる英プレミアリーグを大特集! ビッグクラブを襲う試練、襲いかかる伏兵たち、そして最強リヴァプールに弱点は!?
こちらから無料でお読みいただけます。
http://www.magazinegate.com/theworld/