2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ決勝で悪夢のミスを2つ犯してしまい、どこか凡ミスが多いGKとして有名になってしまったロリス・カリウス。現在はリヴァプールからトルコのベシクタシュにレンタル移籍しているのだが、今でも凡ミスが起きるたびに注目を集めてしまう。
一方でリヴァプールは昨夏に世界最高GKの1人と言われるアリソン・ベッカーを獲得し、守護神問題は一気に解決された。アリソンがいる限り、カリウスがリヴァプールで守護神の座を取り戻すのは難しいだろう。
しかし英『Daily Mail』によると、カリウスはリヴァプールでもう1度プレイする可能性も捨てていない。プレミアリーグの環境を最高のものと考えているようで、2年目を迎えたベシクタシュでのレンタル移籍が終了した今夏に状況がどう変わるのか見極める考えだ。
「もう1度リヴァプールでプレイするか?もちろんそれは選択肢として残っているよ。それは誰にも分からない。まだ先のことだし、もしリヴァプールじゃなければ別の素晴らしいチームでプレイすることになる。どんなシナリオも心配していないよ。プレミアはベストなリーグで、面白い。イングランドでプレイすれば、常に多くのスポットライトが当たる。ただ、今僕は良いクラブにいるし、シーズン終了後に何が起こるか見てみよう」
「キエフでのことはもう考えていない。もう2年近く前のことだ。様々なことがあった。僕は悪い怪我をしていたけど、誰もそのことについては話していない。みんな言いたいことを言えるけど、何も気にしていないよ」
怪我とは、2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ決勝で試合中に脳震盪を起こしていたというものだ。それが原因で2つのミスが起きたとカリウスは考えており、やや不運も重なった。カリウスの苦難がスタートしたのはあの決勝からだが、2年が経過して気持ちの整理もついてきているのだろう。今季終了後にカリウスがどこへ向かうのか注目したい。
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