マジョルカMF久保建英のシュートは惜しくもポストだった。
25日にリーガ・エスパニョーラ第6節でアトレティコ・マドリードと対戦したマジョルカは、18歳の久保を先発起用。試合はアトレティコにリードを許す展開となったが、後半開始早々に久保が魅せる。
カウンターから久保がピッチ中央をドリブルで運び、的確に味方とパス交換しながらゴール前へ。どこかマジョルカのチームメイトも久保にボールを預けようとしているように見え、久保はカウンターから一気にペナルティエリアへ侵入して右足シュートを放った。アトレティコGKヤン・オブラクは久保が折り返すことも想定していたのか、ややニアサイドの警戒が甘かった。久保もそこを上手く突いたのだが、シュートは惜しくもポストを直撃。リーガ初得点とはならなかった。
この一連のプレイについてスペイン『Depor』は今節も変わらず危険な選手だったと取り上げている。
「久保は再びマジョルカで最も危険な選手の1人だったが、今回は敗北を避けられなかった。久保は本物で、それはアトレティコに対しても例外ではなかった」
同メディアはこのように久保を称賛しており、久保がプレイするたびにレアル・マドリードはなぜレンタルに出したのかとの疑問が出てくるとも伝えている。初アシストを記録した前節ヘタフェ戦のパフォーマンスを含め、久保は確実に評価を高めている。チームメイトもチャンスメイクするうえで久保の力を頼りにしているのではないだろうか。
残念ながらチームは負け続けており、ここまで1勝1分4敗の17位だ。残留を目指しての厳しい戦いが続いていくことになるが、久保のパフォーマンスだけは常に高評価だ。
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