カシージャスは現役続行か引退か 本人が明かす“決断時期”

自身の今後について語ったカシージャス photo/Getty Images

「まだどちらに転ぶかはわからない」

世界的名手のキャリアはこれからどのような展開を見せるのか。かつてレアル・マドリードで絶対的守護神を務め、現在はポルトに所属するGKイケル・カシージャスが今後の選手キャリアについて、自身の考えを明かしている。

現在38歳のカシージャスは今年5月、トレーニング中に心臓発作を起こして緊急搬送された。急性心筋梗塞と診断されたが、命に別状はなく、その後無事退院。一時は現役引退の可能性も報じられていたが、5月18日には自身のSNSで「引退しなければならない日は必ずある。そのときが来たら私からそのニュースを報告させてほしい」と引退を否定。回復に向けて様子を見ながら、現在はスタッフとしてクラブに携わっていた。

そんなカシージャスは来年の3月までに引退するか否かの判断を下すようだ。伊『calciomercato』によると、元スペイン代表守護神は次のように語っている。
「必要なテストを受け、その結果を基にした医師の意見を聞いた上で、3月までにプレイを続けるか引退するかの判断をするよ。優先されるのは健康だ。リスクを冒すつもりはない。今最も重要なのは安静にしていること。引退しなければいけない時は、私から伝えるよ。もし、リスクがないと判断されたなら私はプレイする。まだどちらに転ぶかはわからないけどね」

まだ現役を続行するか、引退するかは50-50の状況であることを強調したカシージャス。相手のシュートをことごとくセーブする姿をもう一度見たいファンは多いだろうが、彼には無理せず判断を下してほしいところだ。

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