あの鉄人DFに衰え? 低迷チェルシーの“新SB候補”に推されたのは

アスピリクエタ(左)の後釜候補に推されたリース・ジェイムズ。昨季はウィガンでプレイしていた photo/Getty Images 

英メディアが指摘

今夏にクラブレジェンドであるフランク・ランパード氏を監督として迎え、新たなスタートを切ったチェルシー。同監督より抜擢されたFWタミー・エイブラハムやMFメイソン・マウントなどの若手が結果を残している一方で、今季のプレミアリーグ4試合消化時点で9失点と守備が崩壊。この4試合で1勝2分け1敗の11位と、苦境に陥っている。

英『squawka』は現地時間1日、同クラブの失点増大の一因が長きにわたり右サイドバックを務めているDFセサル・アスピリクエタの衰えにあると指摘。同メディアによると、アスピリクエタは今季のプレミアリーグ第4節終了時点で76回のボールロストを記録しており、これは同クラブの選手中最多の数値であるとのことだ。

また、同メディアはアスピリクエタが今季のプレミアリーグで3回相手選手にドリブル突破されていることを引き合いに。同選手が以前ほど1対1の局面で強さを発揮できていないとの見解を示したうえで、今夏にトップチームへの昇格を果たした19歳のDFリース・ジェイムズをアスピリクエタの後釜候補として推している。
長年の経験に裏打ちされた的確なポジショニングでピンチの芽を摘み取ってきたアスピリクエタだが、先月31日に行われたプレミアリーグ第4節(シェフィールド・ユナイテッド戦)では自サイドから簡単にクロスを上げられ、これが2失点に繋がってしまっている。経験豊富なアスピリクエタを信頼し続けるのか。それとも昨季ウィガンで経験を積み、鋭い出足や力強いフィジカルコンタクトに定評があるリース・ジェイムズを登用するのか。ランパード監督としては今後難しい選択を迫られそうだ。


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