ベニテスが思うリヴァプール時代最高の補強 ずば抜けていた“3人”の実力者

ベニテスとトーレス photo/Getty Images

リヴァプールを支えた3人の名手

現在ユルゲン・クロップが指揮するリヴァプールも欧州王者に輝くなど素晴らしい時間を過ごしているが、それに負けないくらい充実の時間を過ごしたのがラファエル・ベニテス政権のリヴァプールだ。

ベニテス率いるリヴァプールも2004-05シーズンにはチャンピオンズリーグを制し、FA杯制覇も経験。リーグ戦でも昨季のリヴァプールと同じく、優勝まであと一歩のところまで迫る大健闘を見せた。

ベニテスのチームもスティーブン・ジェラードを中心にタレントが揃っていたが、ベニテスが思う「リヴァプール時代最高の補強」とは誰なのか。英『Daily Mirror』がベニテスのコメントを伝えているが、ベニテスはリヴァプール時代に圧倒的なパフォーマンスを見せた3人の新戦力がいると語る。
「難しいな。イングランドでの話をするなら、ベストな補強はフェルナンド・トーレス、シャビ・アロンソ、ハビエル・マスチェラーノとなるべきだ。トップレベルでの成功やパフォーマンスの面で、3人はずば抜けていたよ」

アロンソはベニテスと同じ2004年にリヴァプールへ加わり、チャンピオンズリーグ制覇などに貢献。ジェラードのベストパートナーの1人だった。その後2007年にマスチェラーノ、トーレスが加入。マスチェラーノも荒削りな部分はあったが、持ち前のハードなタックルでプレミアのアタッカーを苦しめた。

そしてトーレスだ。ベニテス政権のリヴァプールにおいて最高クラスのストライカーだったトーレスは、ビューティフルゴールを連発。2008-09シーズンにはリーグ制覇へあと一歩のところまで近づいた。ベニテス政権を語るうえで、この3名は欠かすことのできない存在と言えるだろう。

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