Noメッシ?Noスアレス?問題なし! バルサを救った“Newヒーロー”

バルセロナのグリーズマン  photo/Getty Images

サポーターからも認められる2発

開幕前から負傷者が続いたこともあり、25日にリーガ・エスパニョーラ第2節でレアル・ベティスと対戦したバルセロナのスタメンにリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ウスマン・デンベレの名前はなかった。しかも15分にナビル・フェキルに得点を許して先制される嫌な展開に。

そんな嫌な空気を振り払ったのはカンプ・ノウのNewヒーロー、アトレティコ・マドリードからやってきたFWアントワーヌ・グリーズマンだった。前半41分には右サイドからのクロスに左足で合わせて見事な同点ゴールを決め、後半には弧を描くビューティフルショットでファーサイドのネットを揺らして逆転弾を決めてみせた。終盤にはアルトゥーロ・ビダルのゴールをアシストまでしており、まさにグリーズマン劇場だ。

スペイン『MARCA』はカンプ・ノウの新しいヒーローとグリーズマンを称えており、ラフィーニャや若いカルレス・ペレス、セルジ・ロベルト、サイドバックのジョルディ・アルバらと上手く絡んでいたと評価。怪我人続出で苦しむチームを救ってみせた。
SNS上では、「Noメッシ?Noスアレス?問題ない。グリーズマンがカンプ・ノウで素晴らしいスタートを切った」、「グリーズマン、何てゴールだ」、「グリーズマンが救った」といった声が挙がっており、サポーターからも認められたようだ。

あとはメッシ、スアレスら離脱している選手たちと連携を築き、史上最高クラスの攻撃陣を完成させるだけだ。それが完成した時、リーグタイトルとチャンピオンズリーグのダブルも見えてくるだろう。

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