冨安にとって貴重な経験になるはず
日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャが、現在ベシクタシュでプレイするチリ代表MFガリー・メデルの獲得を画策しているようだ。
現在32歳のメデルは、2006年に母国クラブのウニベルシダ・カトリカでプロとしてのキャリアをスタートさせ、2009年にアルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズへの移籍。そして、2011年1月に欧州挑戦を決断すると、闘志あふれるプレイでこれまでセビージャやインテルなどで主力としてプレイし、2017年夏にベシクタシュへ加入した。また、2007年にデビューしたチリ代表でも長年プレイし、コパ・アメリカの連覇(2015、2016)などに貢献。通算125キャップを記録しており、現在はキャプテンも務めている。
そんなメデルの獲得に動いたのがボローニャだ。伊『sky sport』などによると、ボローニャは経験が豊富な選手の獲得を目指しており、ベシクタシュとの契約が残り1年となっているメデルに白羽の矢を立てたとのこと。すでに移籍金250万ユーロでオファーを出しており、イタリア復帰が間近に迫っているようだ。
MFとしても、DFとしてもプレイすることができるメデルは、冨安のライバルになるかもしれない。ただ、同選手はこれまで長友佑都や香川真司ら日本人選手ともプレイしたことがあり、彼と一緒に過ごす時間は冨安にとっても貴重な経験にもなるだろう。