イングランド代表は2018ロシアワールドカップでベスト4に入るなど着実に力をつけているが、それはプレミアリーグにも良い影響を与え始めているようだ。
プレミアリーグといえば各国から優秀な選手が集まる多国籍軍団になっている部分もあったが、英『Daily Mail』によれば今季開幕節で先発したイングランド人選手は計83人。これは2010-11シーズン以降では最多の数字になるという。トップ6のクラブに絞っても、イングランド人選手は22人が先発している。また、そのほとんどが若い選手で構成されているのも特徴的だ。
アーセナルではエインズリー・メイトランド・ナイルズ(21)、リース・ネルソン(19)、ジョー・ウィロック(19)、カラム・チャンバース(24)が先発。若い構成ながらニューカッスルに1-0で勝利を収めた。
FIFAから補強禁止処分を受けていることも関係しているが、チェルシーではメイソン・マウント(20)、ロス・バークリー(25)、タミー・アブラハム(21)が先発。
リヴァプールではトレント・アレクサンダー・アーノルド(20)、ジョー・ゴメス(22)、ジョーダン・ヘンダーソン(29)、マンチェスター・シティではカイル・ウォーカー(29)、ジョン・ストーンズ(25)、ラヒーム・スターリング(24)。
マンチェスター・ユナイテッドからはアーロン・ワン・ビサカ(21)、ルーク・ショー(24)、ハリー・マグワイア(26)、ジェシー・リンガード(26)、マーカス・ラッシュフォード(21)とトップ6勢では最多の5人が先発。
トッテナムではカイル・ウォーカー・ピータース(22)、ダニー・ローズ(29)、ハリー・ウィンクス(23)、ハリー・ケイン(26)が先発している。
プレミアリーグで自国の選手が出場機会を得ることは確実に代表チームの強化に繋がる。特に近年はイングランドの若い世代が結果を出しており、彼らが実力でポジションを掴もうとしているのは非常に心強い。次なる課題はこの路線を継続することだが、プレミアリーグ全体でイングランドの若手を育てていけるか。
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