現在ドイツで開催されているアウディ杯2019。レアル・マドリードに所属する日本代表MF久保建英がトッテナム戦に途中出場するなど、今回は例年にも増して日本における注目度も高くなっている。そんな中、31日に行われたもう1つの試合であるバイエルン・ミュンヘン対フェネルバフチェで起きた珍事が現地で話題となっている。
事件が起きたのはバイエルンがフェネルバフチェを6-1と大量リードして迎えた72分の場面。味方CBからパスを受け、フェネルバフチェのキャプテンを務めるトルコ代表MFナビル・ディラルは左サイドをドリブルで一気に駆け上がる。しかし、味方の上りが遅いのを見てディラルは一旦停止。すると次の瞬間だった。何を思ったのかディラルは自らボールをタッチラインの外に蹴りだしてしまったのだ。そのまま何やらふてくされたような態度を見せながらピッチを後にしようとし、スタッフがそれを止めに入る騒ぎに発展した。最終的にディラルはピッチに戻ったが、いったいなぜ彼は途中でプレイを放棄してしまったのか。
独『Sport Bild』によると、ディラルは5点の大量リードを許している状況ならびにそれを揶揄する観客の口笛に嫌気がさしたのだという。しかし彼は試合後、この振る舞いについて自身のSNSを通じて謝罪。「私はピッチ上で見せたフラストレーションが溜まったがゆえの行動を謝罪します」と反省の弁を述べている。
選手もひとりの人間。時には感情のコントロールが効かなくなることもあるだろう。今回はその問題行動が注目を集めてしまったディラルだが、次は素晴らしいプレイで脚光を浴びたいところだ。
参照元:Twitter
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