29日に行われた親善試合でナポリに0-3と完敗を喫したリヴァプール。この試合も含め、彼らは今夏のプレシーズンであまり良い結果を残せてはいない。主力のFWロベルト・フィルミーノやFWモハメド・サラーら代表に呼ばれていた主力選手たちの合流が遅れていることも併せて、現状新シーズンに向けての不安要素は多い。
そんな中、同クラブは8月4日にコミュニティ・シールドでマンチェスター・シティと対戦する。しかし、ユルゲン・クロップ監督に焦りはない。同監督はこの試合で満足のいく結果は得られないかもしれないとしながらも、本番はシーズンが開幕してからだと次のように語った。
「日曜日の試合だけでなく、今季に向けての準備をしなければいけない。だけど、できる限り進めていくつもりだよ。我々は日曜日のゲームでベストな試合を見せることができないかもしれない。でも、良い解決策は見つかるだろうね。それ(コミュニティ・シールドでの勝利)は最も重要なことではないんだ。重要なのは長いシーズンを戦うための体力をつけることだよ。ただ、相手は毎シーズン厳しい戦いを強いられるマンCだ。準備しておく必要はあるね」
どうやら、無理に主力選手を投入して勝ちにこだわることはないようだ。合流したばかりの選手を強硬出場させて、怪我をさせる方がチームにとっては間違いなく痛手。そのあたり、クロップ監督は慎重だ。
とはいえ、チームの調子が上がってきていないのも事実。はたして、クロップ監督は開幕までにチームをどれほどまでに仕上げることができるのか。昨季はわずか1ポイント差で優勝リーグを逃しただけに、序盤から勝ち点は落としたくないところだが。
●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)、最新号を無料で公開中!
日本初の電子サッカーマガジンtheWORLD(ザ・ワールド)。最新号は、本誌初のJリーグ特集! 名古屋グランパスの風間監督、大分トリニータの片野坂監督の独占ロングインタビューも奪取しました!!
こちらから無料でお読みいただけます
http://www.magazinegate.com/maga_info.php?seq=358/