R・カルロス2世、セリエA最強DFコンビも 見逃してはならない移籍”6選”

ドルトムントへ移籍したブラント photo/Getty Images

そこまで話題になっていないものも

今夏の市場でも多額の移籍金を費やしたビッグディールが次々と実現しているが、絶対に見逃してはならない魅力的な補強がいくつかある。そう取り上げたのは英『FourFourTwo』だ。そこまで大きな話題になっていないものもあるかもしれないが、非常に効果的と言える今夏の補強がリストアップされている。

1.フェルランド・メンディ(リヨン→レアル・マドリード/DF)



改革へ動くレアルではエデン・アザールの獲得が最大の目玉となっているが、マルセロの立ち位置を脅かす左サイドバックのメンディも注目だ。クラブOBのクリスティアン・カランブー氏はメンディのことを「NEXTロベルト・カルロスになるかもしれない」と評価している。サポーターならばこの意味の大きさが分かるはずだ。

2.コスタス・マノラス(ローマ→ナポリ/DF)



「今ナポリはカリドゥ・クリバリの相棒にもう1人のセリエA最高のDFを獲得した」と同メディアは伝えているが、マノラスは非常に高い守備能力を誇っている。クリバリとのコンビはセリエA制覇へのカギとなるだろう。マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルの獲得リストにも挙がっていたと言われているが、ナポリにとってこれほど大きな補強はない。

3.ユリアン・ブラント(レヴァークーゼン→ドルトムント/FW)



ブラントだけではない。ドルトムントはボルシアMGからFWトルガン・アザールも獲得しており、同メディアは2人をブンデスリーガ最高クラスのアタッカーと評価している。その2人をドルトムントは合わせて約5000万ユーロで引き抜いており、これはかなりお買い得と言えよう。ブラントは左右両サイドをこなすことができ、昨季レヴァークーゼンでは全てのコンペティションを合わせて10得点17アシストの数字を残している。この2人を加えたのは非常に大きい。

4.テオ・エルナンデス(レアル・マドリード→ミラン/DF)



レアルでは成功できなかったが、そのスピードは非常に魅力的だ。21歳という年齢も魅力的で、クラブのディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏も評価している。これまで左サイドバックを務めてきたリカルド・ロドリゲスも職人だが、縦への推進力ではエルナンデスが上だろう。その攻撃性がフィットすれば面白い。

5.クィンシー・プロメス(セビージャ→アヤックス/FW)



アヤックスでは放出の方が話題になりがちだが、プロメスの獲得も大きなニュースだ。同メディアはMFハキム・ツィエクもクラブを離れると予想しており、プロメスはその後釜になり得る。何よりプロメスはアヤックスの下部組織に所属していた経験を持っており、10年の時を経てクラブに戻ってきたことになる。

6.ジョンジョ・ケニー(エヴァートン→シャルケ/DF)



近年はイングランドから若手がドイツへ向かうケースが続いているが、今夏シャルケへのレンタル移籍を決断したケニーもその1人だ。22歳のケニーは右サイドバックを本職としており、今夏のU-21欧州選手権にはイングランド代表の一員として出場。結果は残念だったが、クロアチア戦でケニーは得点も記録している。エヴァートンではシーマス・コールマンが右サイドバックに君臨しているため、ケニーがポジションを掴むのは難しい。まずはシャルケで結果を残し、プレミアで戦えることを証明したい。

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