今夏レアル・マドリードを退団する可能性が盛んに報じられているウェールズ代表FWガレス・ベイル。彼は現在チームのプレシーズンツアーにこそ帯同しているものの、ジネディーヌ・ジダン監督の来季構想からは外れているとされる。21日に行われたバイエルン戦後には、ジダン監督の口から彼が退団に向けた交渉を行っているとの発言が飛び出し、もはや移籍は秒読み段階に突入していると言っていいだろう。
レアルを去ることとなれば、ベイルは新天地を探す必要がある。しかし、行き先はそう簡単に見つからなそうなのが現状だ。何よりの問題は高額な給与。加えて近年は怪我が目立ち、年齢的にも若くないベイルの獲得に名乗りを上げるクラブに明確な名前は浮上していない。
だが、かつてリヴァプールなどで活躍したスティーブ・二コル氏はベイルに複数の目的地候補があると米『ESPN』に語っている。その候補とはバイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマン、中国クラブの3つだ。いずれもベイルの給与を払えるだけの資金力を有しているが、同氏はなかでもバイエルンこそ昨季限りで退団したアリエン・ロッベンとフランク・リベリの後釜として彼を獲得すべきだと主張している。PSGと中国クラブに関しては、4大リーグ以外の方が活躍できる見込みがあるのではないかとの見方を示し、特に中国でなら彼はスーパースターになれると自身の考えを述べた。
はたして、今夏ベイルはどう動くのか。去就問題を早急に片づけ、プレイに集中できる環境を整えたいところだ。
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