インテルに居場所なしか
今夏、守備の要としてチームを最後方から支えたDFコスタス・マノラスをナポリに引き抜かれたローマ。最終ラインの補強は必須と言える状況だ。そんな中、インテルで出場機会を減らしているブラジル人に狙いを定めているという。
伊『calciomercato』によると、ローマが関心を寄せているのは今冬にも獲得を狙っていたとされるブラジル代表DFジョアン・ミランダ。彼は20218-19シーズン、DFステファン・デ・フライが加入した煽りを受けて公式戦20試合の出場にとどまっていた。加えて先日、インテルはアトレティコ・マドリードからDFディエゴ・ゴディンを獲得したことを発表。これを受けて、さらなる出場機会の減少を恐れたミランダが移籍先を模索していたところにローマが手を挙げた格好だ。加えて同メディアは、マルセイユやモナコもミランダ獲得にむけて動き出していることを伝えている。
今季限りで長らくチームを引っ張ってきたMFダニエレ・デ・ロッシが退団したローマ。次期キャプテンにはMFアレッサンドロ・フロレンツィが就任することが濃厚だが、いきなりデ・ロッシが背負っていたすべてを彼に託すのは酷だろう。優れたリーダーシップを備えた選手複数人でその負担を減らしたいところ。その点、ブラジル代表でもキャプテンを務めたミランダを獲得できれば、最終ラインの補強と併せて一石二鳥だ。ローマとしてはうってつけの人材と言えよう。
はたして、ローマはこのブラジル代表DFを確保することができるのか。チーム再建のため、守備陣の整備は必須だ。