[MIXゾーン]引退の時が着実に近づくトーレス 一試合一試合にかける想い

今夏の引退を表明しているトーレス photo/Getty Images

最後の時まで「チームに貢献したい」

7日に明治安田生命J1リーグ第18節が行われ、川崎フロンターレとサガン鳥栖が対戦した。雨が降りしきる中キックオフされた試合は、両チームともに最後までゴールを決めきることができず、0-0で試合終了のホイッスル。川崎と鳥栖は、勝ち点「1」ずつを分け合った。

先日、8月に行われるヴィッセル神戸戦を最後に、現役を引退することを表明している鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス。この試合でスターティングメンバーに名を連ね、前節に続いて2試合連続ゴールを狙うも、ゴールネットを揺らすことができず、53分にピッチを退いている。そんな同選手が試合後のインタビューに応じた。

トーレスは川崎戦を「もちろん、常にこういったクオリティの高いチームとやるときは試合が難しくなるのはわかっていますし、自分たちのサッカーが出せなくなる可能性もある。攻撃的に行くのも難しかったが、1ポイント取れたことはポジティブに考えたいです」と振り返った。

そして、引退の日が少しずつ近づいていることについて聞かれると「まず目的は、出来るだけチームとしてポイントを多く積み重ねること。自分が引退するまで、ポイントを獲得することに貢献したい」とコメントしている。

こういった想いもあってか、交代時には悔しさを見せていたが「もちろん(もっとプレイがしたかった)です。常にフルで出たいですからね」と明かした。さらに、ピッチを去る際に対戦相手の川崎サポーターから大きな拍手が送られたことについては「川崎のサポーターさんから多大なる拍手をいただけるというのは、本当に感謝すべきもの。自分はJリーグの中で、川崎フロンターレというチームが一番いいチームだと思っている。この考えは変わらない」と述べている。

神戸戦までリーグ戦は残り6試合となったが、トーレスはピッチで少しでも多くのファンを魅了することができるのか。己の存在意義を証明し、是非とも最後のその一瞬まで日本サッカーを盛り上げてもらいたいものだ。

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