他クラブは羨ましい!? セリエA王者ユヴェントスの巧みな”フリー移籍”の数々

ユヴェントスへ向かったラムジー  photo/Getty Images

今夏も実力者がフリーで加わる

高額な移籍金を支払ってスター選手を獲得するのもいいが、フリー移籍ほど魅力的なものはない。近年フリー移籍を巧みに活かしているのがセリエA王者ユヴェントスだ。

今夏にはアーセナルからアーロン・ラムジー、パリ・サンジェルマンからアドリエン・ラビオが合流。両者とも実力のあるMFで、本来であれば獲得には多額の移籍金が必要となる。しかしユヴェントスは2人をフリーで獲得することに成功している。

英『FourFourTwo』は、2009年頃からヒットを続けるユヴェントスのフリー移籍を「羨ましい」と取り上げている。全てが大ヒットしたわけではないが、成功例の方が多い。フリー移籍を上手くまとめている部分は称賛されるべきだろう。

同メディアは2009年から振り返っているが、この年にはDFファビオ・カンナバーロがフリーで復帰。全盛期は過ぎていたため、大ヒットとは言い難い。1シーズン限りで退団しており、カンナバーロのフリー復帰は成功とまでは言えないだろう。

しかし、そこからはヒットが続く。2011年にはミランで活躍していたMFアンドレア・ピルロが加入。ピルロもピークが過ぎたかと思われたが、ユヴェントスがセリエAを支配するきっかけを作る重要な存在となった。歴史に残るフリー移籍の成功例と言えよう。

さらにマンチェスター・ユナイテッドでくすぶっていたMFポール・ポグバが加わり、こちらはワールドクラスのMFへと進化を果たした。その後高額な移籍金を残してマンUヘ復帰したことを考えると、経済面でも大きな取引だった。

2012年に獲得したDFルシオはヒットしなかったが、2013年にはFWフェルナンド・ジョレンテが加入。加入初年度には18得点を記録しており、十分すぎる結果だ。

2014年には若いFWキングスレイ・コマンが加入。これも大ヒットとは言い難いが、その翌年にはドイツ代表MFサミ・ケディラ、さらに次の2016年にはブラジル代表DFダニエウ・アウベスとベテラン2人を獲得。トップレベルでの経験を活かし、チャンピオンズリーグ決勝進出にも貢献した。

2018年にはリヴァプールからMFエムレ・チャンが加入。まだ25歳と若く、これからユヴェントスで中心的存在になっていく選手だ。今夏に加わった24歳のラビオと合わせ、ユヴェントスの中盤も若返っている。

まだラムジーとラビオがヒットすると決まったわけではないが、実力は申し分ない。中盤のオプションは確実に増えることになり、攻撃面で違いが生まれてくるはずだ。改めて振り返ると、羨ましすぎるフリー移籍の連続となっている。

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