2018-19シーズン、マンチェスター・シティとリヴァプールが史上稀に見る大接戦の優勝争いを繰り広げたプレミアリーグ。最終的にそれぞれ勝ち点数がリーグ歴代2位、3位となったデッドヒートにファンは興奮したことだろう。しかし、そんなトップ争いの陰では失意のシーズンを送ったクラブも。5位アーセナルと6位マンチェスター・ユナイテッドだ。
ともに守備陣が機能せずチャンピオンズリーグ出場を逃した両クラブ。失点数はアーセナルが「51」、マンUが「54」だ。これは7位ウォルバーハンプトン、8位エヴァートン、9位レスターよりも悪い数字。早急に改善しなければいけない課題であることは間違いない。
そして、この状況にハリー・レドナップ氏が反応。英『talkSPORT』のインタビューに登場した同氏は、来季プレミアの勢力図に変化が生じるかもしれないと次のように語った。
「来季はビッグ6のうち、1チームが脱落するかもしれない。アーセナルはどこまで強固な守備陣を構築できるのか不明だ。何人か新戦力を連れてこない限り、来季どうなるかわからないよ。正直なところ、マンUも同じだと思う。ワン・ビサカには大きな未来がある。だけど4、5人。いや、おそらく6人ほど新しい選手が必要なんじゃないかな。私は彼らが(トップから)何マイルも離されていると思うよ。スールシャールに成功のチャンスを与えるため、マンUは良い選手を獲得しなければいけない。現時点でトップ4に入れるとは到底思えないね。彼らはチームを再編成する必要がある。再びタイトルへ近づくために、やるべきことがたくさんあるんだ」
「来季はビッグ6以外の勢力が6位以内に食い込んでくるかもしれない。良い変化をもたらすだろうね。終盤に強さを見せたエヴァートンあたりかな。2、3人良い選手を獲得したウェストハムも候補だ。ウルブズも良いシーズンを過ごしたね。複数人の素晴らしい選手が在籍している」
レドナップ氏はアーセナルとマンUに警鐘を鳴らしつつも、新勢力の台頭を期待しているようだ。はたして、2019-20シーズンのプレミアで番狂わせは起こるのか。ビッグ6以外のチームは虎視眈々と上位進出を狙っている。
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