マウリツィオ・サッリ監督のユヴェントス行きが決まったチェルシー。彼らは現在、後任監督候補として今季ダービー・カウンティを率いたフランク・ランパード氏をリストアップし、交渉を進めているとされる。しかし現地では、今後2度の補強禁止処分を受けることがほぼ確実となった今、レジェンドにチームを任せることに関して反対意見を持つファンも少なくない。
だが、かつてランパード氏と共闘したヴァンサン・コンパニは彼こそがチェルシーの新監督にふさわしいと主張している。英『Daily Mirror』によると、コンパニはマンチェスター・シティでランパードとともに過ごした時間を回想しつつ、この青年監督を猛プッシュした。
「(チェルシーは)ランパードとサインすべきだよ。彼は最高さ! フランクは偉大な人間だし、私は多くのことを彼から学んだんだ。マンチェスター・シティで一緒に戦った少し年上の彼は、素晴らしいプロフェッショナルだったよ。当時、彼がチームにもたらしたものは、他の選手もレベルアップさせた。だから私はランパードがチームに与える影響を知っている。私がアンデルレヒトでも同じ影響を与えたいと思っているほどにね。彼はきわめて頭の良い選手だったから、チェルシーにも自然に馴染むと思うよ。私は彼を推すね」
ランパード氏とマンCで共闘したのは2014-15シーズンの1年間のみだが、その短い期間でコンパニはサッカー選手として重要なことをいくつも学んだようだ。マンCの偉大なキャプテンとして知られるコンパニだが、そのリーダーとしての振る舞いはこのレジェンドの影響が大きいのかもしれない。
コンパニが強くチェルシーの新指揮官に推薦したランパード氏。ダービー側がチェルシーとの交渉を許可したとの報道もあるが、はたして“ランパード・チェルシー”は誕生するのか。今後の動向から目が離せない。
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