中島翔哉がルーレットを使ってペナルティエリアに侵入し、ウルグアイの選手と接触したシーンでなぜビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を採用してくれなかったのだろうか。
現在ブラジルで開催されているコパ・アメリカでもVARは威力を発揮しており、21日に行われた日本代表VSウルグアイ代表の一戦でも前半32分にVARからウルグアイにPKが与えられている。このプレイも際どいものだったが、映像で検証した結果カバーニの右足に日本代表DF植田直通の足の裏が入ってしまったという判定だった。
あのプレイをPKとするならば、後半に中島がルーレットで仕掛けて転倒した場面はどうなのか。ペルー地元紙『Libero』は、VARで確認さえしなかったことを疑問視している。
「非常に物議をかもす動きだったが、主審のアンドレス・ロハスはVARを確認することさえしなかった。また、VAR担当のディエゴ・ハロも主審にプレイを見直すよう伝えなかった。映像ではウルグアイのゴンザレスが中島を前進させないようにしていたところをはっきりと見ることができた」
同メディアがこのプレイを気にしているのは、VAR担当がペルー人審判のディエゴ・ハロだったこともある。日本側としては植田とカバーニの接触を確認するのであれば、中島とゴンザレスの接触もVARで確認してほしかったはずだ。
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