ブラジル代表で熾烈な正守護神争いを繰り広げるアリソン・ベッカーとエデルソン・モラレス。現在、チッチ監督はアリソンをファーストチョイスとしているものの、彼らがともに世界トップレベルのGKであることは間違いない。どちらがセレソンのゴールマウスを守るべきかはブラジル国内のみならず、世界各地で多くの意見が飛び交っている状況だ。
これまで様々な選手、レジェンドたちが自身の意見を述べてきたこの論争。そんな中、新たにロベルト・カルロス氏が自身の考えを明らかにした。英『Liverpool Echo』によると、同氏は次のように述べている。
「アリソンは好きだよ。彼はサイズがあって、ポジショニングも良い。だけど、エデルソンはフィールドプレイヤーとしても通用するほどのクオリティを備えている。アリソンには申し訳ないけど、私はエデルソンの方が優れていると思うんだ。アリソンはチャンピオンズリーグで優勝した。エデルソンはマンチェスター・シティでそれを成し遂げることができなかったから、モチベーションにしなくてはいけないね」
アリソンの能力を認めつつも、ロベルト・カルロス氏はエデルソンをチョイスしている。同氏はエデルソンのGKらしからぬテクニックの高さに惚れ込んでいるようだ。
また新たなレジェンドが意見を寄せたブラジル代表の守護神問題。はたして、コパ・アメリカ後に序列が入れ替わることはあるのだろうか。ブラジルサポーターにとっては嬉しい悩みだ。
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