19日、ブラジルで開催されているコパ・アメリカ2019のグループB第2節が行われ、コロンビア代表とカタール代表が対戦した。
コロンビアは初戦のアルゼンチン戦からスターティングメンバーを2名変更。前試合で負傷交代を強いられたルイス・ムリエルに代えてロヘル・マルティネス、ラダメル・ファルカオに代えてドゥバン・サパタと、得点を記録した前線の2選手を起用した。一方、カタールはメンバー変更なしとなっている。
カタールボールでキックオフされた試合は、開始早々5分にゴールネットが揺らされる。左CKを得たコロンビアは、このクロスをダビンソン・サンチェスが頭で合わせ、ロヘル・マルティネスが押し込んだ。しかし、これはオフサイドの判定となり、先制点とはならなかった。その後も積極的にシュートを放ち、コロンビアが試合の主導権を握るが、引いて守るカタールを相手にゴールを奪えない時間が続く。32分にはテージョのクロスがペナルティエリア内いた相手選手の腕に当たりPKかという場面があったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の結果、ノーファウルの判定。このままスコアが動かないでハーフタイムを迎えている。
後半に入ると49分、CKの流れからマルティネスの放ったシュートをカタールDFが身体を張って阻止するが、手に当たっているとみなし、主審はコロンビアにPKを与える。しかし、再びVARを確認すると、この判定を取り消した。ボール支配率が65パーセントを超え、計15本以上のシュートを放つも、カタールの粘り強い守備に苦戦し、なかなかゴールを決めきれなかったコロンビア。だが、86分についに均衡を破った。ハメス・ロドリゲスのふわりとしたクロスをD・サパタが頭で合わせ、ようやく先制点を奪ったのだ。その後、追加点こそ挙げることはできなかったが、きっちりとこの1点を守り切ったコロンビアがアジア王者のカタールを1-0で撃破。2連勝を飾り、グループリーグ突破を決めている。
[メンバー]
コロンビア:オスピナ、テージョ、サンチェス、ミナ、メディーナ(→アリアス 46)、バリオス、ハメス、ウリベ、マルティネス(→ディアス 75)、クアドラード(→ファルカオ 64)、D・サパタ
カタール:アル・シープ、サルマン、フーヒー、アル・ラウィ、A・ハサン、マディボ、コレイラ、ハティム(→ブディアフ 66)、アル・ハイドス(→モイーン 84)、アクラム・アフィフ、アリ
[スコア]
コロンビア 1-0 カタール
[得点者]
コロンビア:D・サパタ(86)
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