インテルに所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディが来日し、話題となっている。
2013年夏にインテルへ移籍し、これまで2度のセリエA得点王に輝くなどチームのエースとして活躍してきたイカルディ。2015-16シーズンに22歳ながら名門クラブのキャプテンに就任し、以後リーダーとしてもチームを牽引してきた。加入6シーズン目を迎えた今季も、セリエA第16節終了した時点で13試合に出場し、9ゴールを挙げる活躍を見せていた。
しかし、今年2月に突如キャプテンを剥奪。複数の地元メディアは契約延長交渉の難航などを理由に挙げている。そして、イカルディはクラブのこの発表直後の試合から約1ヶ月半もの間試合を欠場。出場を拒否しているとの噂もあったが、本人は怪我が原因と口にしている。その後、4月に復帰を果たして最終節までプレイし、なんとインテルにチャンピオンズリーグ出場権をもたらすも、クラブやファンとの関係悪化により、イカルディの今夏の去就に注目が集まっている。
様々な問題を抱えるイカルディだが、インテルに残留するにしても、新天地を探すにしても、まずは来季へ向けて気持ちを切り替えたいところだ。そんなイカルディがシーズンの疲れを癒すべく、リフレッシュする地のひとつに選んだのが日本だ。妻で代理人のワンダ・ナラさんと今月17日に来日。ぞれぞれのInstagramで日本での様子を伝えている。
二人のInstagramには、バカンスでの来日のようだが情報を嗅ぎつけた日本のファンに快く対応したり、切符を買って山手線に乗ったりする姿、明治神宮を参拝したり、渋谷のスクランブル交差点を訪れたりしている様子がストーリーに投稿されていた。もしかしたら日本でセリエA屈指のストライカーに会えるかもしれない。