EUROでA代表入りを狙え! U-21イングランドで見るべき”5選手”

ダービーで活躍したメイソン・マウント photo/Getty Images

実力者が揃う

コパ・アメリカ2019もこれから盛り上がりを見せてくるだろうが、U-21欧州選手権の方もいよいよスタートする。世代別代表の戦いとはいえ、この大会はトップクラブで活躍している選手も出てくるハイレベルなコンペティションだ。

その中でも豪華なメンバーを揃えていると評判なのがイングランド代表だ。主にプレミアリーグのクラブで活躍している選手が数名選ばれており、A代表でプレイできそうな実力者もいる。

英『Daily Mail』は来年に控えるEURO2020での代表入りが期待されるU-21メンバーを5人リストアップしており、今大会でのアピールに期待している。
1.フィル・フォデン(マンチェスター・シティ/MF/19歳)

マンCではケビン・デ・ブライネやダビド・シルバら優れたMFが構えているため、フォデンはまだポジションを確保できていない。しかし技術の高さは指揮官ジョゼップ・グアルディオラにも認められており、今大会で活躍してEURO2020へ繋げるのが理想的なキャリアプランとなる。

2.メイソン・マウント(チェルシー/MF/20歳)

今季チェルシーからフランク・ランパードが指揮するプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)のダービー・カウンティにレンタル移籍していたマウントは、昨年10月のネーションズリーグではA代表への招集も受けている。得点力もあり、代表監督ガレス・サウスゲイトが認める実力者だ。

3.アーロン・ワン・ビサカ(クリスタル・パレス/DF/21歳)

大型の右サイドバックであるアーロン・ワン・ビサカには、今夏マンチェスター・ユナイテッドが強い興味を示している。クリスタル・パレスではすっかり主力となっており、攻守両面において高い能力を誇る。仮に世代別代表で結果を出し、マンU移籍も叶えればA代表候補になってくるのは間違いない。カイル・ウォーカーやトレント・アレクサンダー・アーノルドなどライバルが多いポジションだが、アーロン・ワン・ビサカのポテンシャルならば彼らに勝負を挑めるだろう。

4.ハムザ・チョードゥリー(レスター・シティ/MF/21歳)

若返りを目指すレスターにおいて、徐々に出番を増やしているのがアフロヘッドを特徴とするチョードゥリーだ。セントラルMFのチョードゥリーは今季リーグ戦ラスト3試合のアーセナル、マンチェスター・シティ、チェルシー戦に出場し、そこでのパフォーマンスが高く評価されている。来季も成長を続けることができれば、EURO2020へ滑り込むことも可能かもしれない。

5.ドミニク・キャルバート・ルーウィン(エヴァートン/FW/22歳)

こちらはやや厳しいかもしれない。ドミニク・キャルバート・ルーウィンは2年前のU-20ワールドカップ優勝メンバーだが、プレミアリーグでの得点数が物足りないとの指摘も受けている。A代表ではハリー・ケイン、マーカス・ラッシュフォードの2人が強烈な存在感を放っており、ここに割って入るのは難しい。ただし年齢的なことも関係しているが、この5人の中で最もプレミアリーグ出場試合数が多いのはドミニク・キャルバート・ルーウィンだ。エヴァートンで出番を確保し、得点を量産できれば可能性が出てくるかもしれない。


近年イングランドは世代別代表が結果を出しているが、U-21の舞台でも続けることができるのか。他国も優秀なタレントを送り込んできているが、この5人も要注目だ。

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