ドリブル突破されたのが“1回以下” 今季J1で抜群の守備力を誇るDFたち

左WBや左SBとして鳥栖の攻守を支えている三丸。驚異的なスタッツを叩き出していた photo/Getty Images

驚異的なスタッツを誇るのは......

オランダ代表のDFフィルジル・ファン・ダイクがリヴァプールの一員として出場した直近の公式戦64試合で、対峙した相手選手に一度もドリブルで抜かれなかったことがデータサイト『opta』の発表で話題となったが、J1リーグにも対人守備の項目で驚異的なスタッツを叩き出している選手がいる。今回は2019年のJ1リーグにおいて、対峙選手にドリブル突破された回数が“1回以下”の選手を紹介したい。なお、本記事では今季のJ1リーグ11試合以上に出場しているDF登録の選手を対象としており、スポーツデータサイト『Sofa Score』の統計を引用している。

FC東京の最終ラインを牽引している森重 photo/Getty Images

○森重 真人(FC東京/32歳)

今季リーグ戦出場試合数:14試合


ドリブル突破された回数:1回



長きにわたりFC東京の最終ラインを牽引している森重は、今季のリーグ戦でも全試合に出場中。持ち前のスピードを活かしたカバーリングも然ることながら、的確なラインコントロールで自陣バイタルエリアのスペースを消すなど、今や同クラブに欠かせない存在となっている。今季のJ1全18クラブのなかで最少の7失点に留まっているFC東京だが、今後も森重を中心に堅固な守備ブロックを敷き、悲願のリーグ制覇へ突き進むことができるだろうか。

松本山雅で主将を務める橋内 photo/Getty Images

○橋内 優也(松本山雅FC/31歳)

今季リーグ戦出場試合数:14試合


ドリブル突破された回数:1回



松本山雅で主将を務めている橋内は、今季のリーグ戦全試合に出場中。3バックの一角(左センターバック)でプレイしており、激しいフィジカルコンタクトや打点の高いヘディングで相手の攻撃の芽を摘み取っている。チーム内で3番目に多いインターセプト数(12回)を叩き出すなど、読みも的確な同選手だが、今後も勇猛果敢な守備で松本山雅をJ1残留に導けるだろうか。

今季のリーグ戦14試合消化時点で、1度も対峙選手に抜かれていない三丸 photo/Getty Images

○三丸 拡(サガン鳥栖/25歳)

今季リーグ戦出場試合数:12試合


ドリブル突破された回数:0回



リーグ戦では第3節(FC東京戦)から12試合連続でフル出場を果たしている三丸は、左ウイングバックや左サイドバックとして鳥栖の攻守を牽引。無尽蔵のスタミナを活かして敵陣と自陣を行き来しており、守備時にはいち早く自サイドのスペースを埋めている。今季のリーグ戦で1度も対峙選手にドリブル突破を許していない同選手だが、今後も堅実な守備で鳥栖の浮上に貢献できるだろうか。

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