メッシがFKならロナウドは”高さ”だ! エア・バトラーが見せた驚異の跳躍

空中に舞うロナウド photo/Getty Images

空中で止まっているように見えるボディバランス

ここ最近はバルセロナFWリオネル・メッシがフリーキックからゴールを量産していることもあり、飛び道具はクリスティアーノ・ロナウドの代名詞からメッシの代名詞へと変わりつつある。以前はロナウドも強烈な無回転フリーキックで相手GKを恐怖させていたが、その精度は徐々に落ちてきている。今成功率が高いのは明らかにメッシの方だ。

しかし、ロナウドには驚異的な身体能力という別の武器も存在する。3日に行われたトリノ戦では、1点ビハインドで迎えた後半に強烈なヘディングシュートで見事に同点弾を記録。その高さは圧倒的で、これはメッシにない武器だ。

伊『Gazzetta dello Sport』によれば、ロナウドがヘディングした際の高さは2m31cm。バスケット界の神様であるマイケル・ジョーダン氏のようだとも伝えられており、ロナウドは現サッカー界でも1、2を争う空中戦の強さと高さを誇る。今回もタイミングはややズレているように見えたが、ロナウドは空中で静止するかのようなボディバランスで強烈なヘディングシュートへ繋げている。
また同メディアは「メッシが純粋な才能を見せたならば、ロナウドはそれに力強さで反応した」と伝えており、メッシがフリーキックならロナウドはヘディングだ。このゴールはロナウドにとってヘディングでの通算100得点目でもあり、空中はロナウドの領域となっている。

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