今季のブンデスは若手が大暴れ! 大ブレイクした実力者”5名”を振り返り

ライプツィヒのコナテ photo/Getty Images

若手のヒットが目立つシーズンに

ブンデスリーガでは若手を積極的に起用するクラブが多く、他リーグのクラブで出番を得ていない若手がドイツにやってくることも珍しくない。若手が成長しやすいリーグとも言えるが、特に今季は若手の活躍が目立ったシーズンだった。

そこでブンデスリーガ公式は、今季ブンデスリーガで大ブレイクした若手選手を5名リストアップ。一気にトッププレイヤーの仲間入りを果たした新星5名をまとめてチェックだ。

1.ジェイドン・サンチョ(ドルトムント/MF/19歳)
サンチョは昨季も印象的なパフォーマンスを披露していたが、インパクトは明らかに今季の方が大きい。今季は12得点19アシストを記録しており、アシスト数で欧州No.1を目指せるほどの勢いがある。イングランドのA代表でも重要な戦力となっており、今季は大ブレイクのシーズンとなった。

2.ルカ・ヨビッチ(フランクフルト/FW/21歳)

ヨビッチも昨季フランクフルトで奮闘していたが、昨季の時点で注目していた選手はあまり多くなかったはずだ。今季はここまで26得点を記録しており、ヨーロッパリーグでもしっかり得点を奪っている。レアル・マドリード行きの話題も出ており、今季の活躍で世界がヨビッチに目を向けることになった。

3.セルジュ・ニャブリ(バイエルン/FW/23歳)

フランク・リベリ、アリエン・ロッベンの後継者を探していたバイエルンにとって、ニャブリのヒットは大きい。今季はチャンピオンズリーグでもリヴァプール相手に積極的な仕掛けを見せており、今やバイエルンで最も危険なアタッカーの1人になっている。得点数も13に伸ばし、得点の奪えるウイングとして存在感は増した。

4.カイ・ハフェルツ(レヴァークーゼン/MF/19歳)

ハフェルツも昨季の時点で有名な存在だったが、今季は19歳ながら覚醒した印象がある。MFの選手ながら今季は18得点を記録しており、得点の奪える攻撃的MFへと成長を遂げた。まだ19歳であることを考えればまだまだ伸びるはずで、ドイツの新皇帝となる日も近い。

5.イブラヒマ・コナテ(ライプツィヒ/DF/19歳)

最後はDFのコナテだ。ライプツィヒに加入したのは2017年だが、昨季はそれほど出場機会が増えなかった。しかし今季は19歳ながらブンデスリーガで27試合に出場。ダヨ・ウパメカノが負傷離脱していることも関係しているが、この1シーズンでコナテは飛躍的に評価を高めた。空中戦勝率も71%を記録し、パス成功率も83%とまずまずだ。来季のチャンピオンズリーグ出場権も確保しており、来季はさらなるブレイクを目指せるはずだ。


その他にはフランクフルトFWセバスティアン・ハラー、ヘルタ・ベルリンMFオンドレイ・ドゥダ、ブレーメンFWミロト・ラシカ、ライプツィヒDFマルツェル・ハルステンベルクも候補者に挙げられている。

ここから大切なのは、このブレイクを来季も続けられるかどうかだ。1シーズンだけの輝きで終わってしまう選手もいるため、彼らが来季もトップレベルの選手との評価を維持できるのか楽しみだ。

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