神戸の浮上に貢献できるか
元スペイン代表のMFアンドレス・イニエスタやFWダビド・ビジャらを擁しながら、今季のJ1リーグ第7節消化時点で3勝1分け3敗の10位と出遅れているヴィッセル神戸。フアン・マヌエル・リージョ監督との契約解除を17日に発表したほか、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが主将の座から降りたことを自身のTwitterアカウントで発表するなど、クラブ内に暗雲が漂っている。
この同クラブの動乱にドイツメディア『TAG24』が反応。「神戸でクライシス(危機)。ポドルスキが主将退任」との見出しを打ったほか、「ポドルスキと神戸の契約は今年いっぱいまで残っているが、彼はブンデスリーガでもまだやれるはずだ」と、実現すれば2012年以来(当時ケルン在籍)となる同選手のブンデスリーガ復帰を願う論調で記事を締めくくっている。
「キャプテンマークを返しても変わらないのは、これからもみんなのリーダーとしてチームを引っ張っていくこと」とTwitterで綴ったポドルスキだが、吉田孝行新監督のもとでもレギュラーとして君臨し、チームの浮上に貢献できるだろうか。同選手の今後のプレイぶりも然ることながら、その去就も注目されるところだ。