メッシでも難しい? 天才が見せた”中央ぶち抜きゴール”を覚えているか[映像アリ]

ニューカッスルでプレイしていたベン・アルファ photo/Getty Images

アンジェ戦の一撃で7年前の記憶蘇る

先日、リーグ・アンのレンヌに所属するMFハテム・ベン・アルファがアンジェ戦でドリブルで相手DF3人を手玉に取るスーパーゴールを披露した。ベン・アルファの天才ぶりが分かるゴールとして大きな話題を呼んだのだが、実はニューカッスル時代にもベン・アルファは同じような衝撃ゴールを決めている。

ベン・アルファは2010年にマルセイユからレンタル移籍でニューカッスルに加入し、そこから約4年間ニューカッスルでプレイしていた。そこでもサポーターの記憶に残るスーパープレイを披露していたのだが、今回ニューカッスルの公式Twitterが1つのゴールを紹介した。

それはベン・アルファがニューカッスルにいた2012年に見せたボルトン戦でのスーパーゴールだ。自陣で味方からパスを受けたベン・アルファは軸足の裏を通す華麗なトラップで相手を外し、そこから何も障害物がないかのように中央を独走。最後はセンターバックの間をぶち破ってゴールを決めてみせた。
地元紙『Chronicle Live』は、「アンジェ戦のゴールはニューカッスルのサポーターが忘れないであろう2012年のボルトン戦のセンセーショナルなゴールに似ている。あれから7年が経ち、ニューカッスルのサポーターは懐かしさを感じている。落ち着いてネットを揺らす前に5人のDFを突破した魔法は、近年のニューカッスルに欠けているものだ。ニューカッスルは彼が去って以降、代役を見つけるのに苦労している。トリッキーなケネディも期待には応えていない状態で、代役探しは続いている」と伝えている。

確かにベン・アルファ級の才能を見つけてくるのは難しいだろう。リオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・ムバッペ、エデン・アザールなど現在もサッカー界を盛り上げるドリブラーは多いが、ベン・アルファがボルトン相手に決めたゴールは彼らでも再現が難しいレベルと言えるだろう。


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