PSG戦士が嘆く衝撃のマンU戦 「眠れない」、「満足して軽く扱った」

試合後に倒れ込むムバッペ photo/Getty Images

悔やんでも悔やみきれない

フランス国内を支配しているパリ・サンジェルマンにとって、チャンピオンズリーグの早期敗退はあまりに失望が大きい。国内タイトルは当然のミッションとなっており、チャンピオンズリーグの成績によってシーズンが成功か失敗か決まることになるからだ。

今季のパリ・サンジェルマンは決勝トーナメント1回戦でマンチェスター・ユナイテッドに敗れた。それも敵地での1stレグを2-0と制しながら、ホームでの2ndレグを1-3で落とす屈辱的な展開でだ。英『Daily Mail』によると、試合終盤にハンドでPKを取られたDFプレスネル・キンペンベは油断があったのではないかと嘆く。

「原因としては、僕たちはオールド・トラフォードでの1stレグで満足してしまった。同じパリ・サンジェルマンのチームではなかった。僕たちはオールド・トラフォードの時と違ってアグレッシブさや情熱を失っていた。満足していて、2ndレグを軽く扱ってしまったんだ」
少しの油断があったのは間違いないだろう。自分たちのミスからマンUに得点をプレゼントするような格好となり、バタバタと失点を重ねてしまった。

仏『Telefoot』によると、FWキリアン・ムバッペも眠れない夜を過ごしていると語る。

「スタジアムは満員だったし、サポーターは僕たちをサポートしてくれた。素晴らしい雰囲気だったし、パーティーが台無しになってしまった。呆然として言葉が出なかったよ。眠れないんだ。みんなも同じだと思う。多くの人が疑問を抱いていると思う。だけど、僕はまだチームのプロジェクトを信じている。サポーターも支えになってくれるし、何かスペシャルなことができると信じている。この道を続けたい。来季もここにいるよ」

チャンピオンズリーグ制覇こそパリ・サンジェルマンの願いだが、いつ叶えられるのか。ベスト16やベスト8で姿を消すシナリオはもう懲り懲りだろう。

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