ハムシクの後を追う!? ナポリからまたひとり中国行きを決断か 

今後の去就に注目が集まっているメルテンス photo/Getty Images

中国クラブがメルテンスの獲得に再挑戦か

ナポリを支えてきた欧州屈指の実力者が、またひとり中国へ向かうかもしれない。

2013年夏にPSVからナポリへ移籍したベルギー代表FWドリース・メルテンス。加入初年度からチームの主力として活躍し、今季で6年目を迎えた。マウリツィオ・サッリ時代には、本職とするウイングのポジションだけでなくセンターフォワードとしてもプレイし、2016-17シーズンはキャリアハイとなるリーグ戦28ゴールを記録しており、ストライカーとしての新たな才能を開花。チームに必要不可欠な存在となっていた。

しかし、昨夏にサッリ監督が退任し、カルロ・アンチェロッティ監督がチームの新指揮官に就任すると、システムが[4-3-3]から[4-4-2]に変更された影響もあり、今季は出場機会が減少している。第25節終了時点で23試合に出場するも、スタメンに名を連ねたのは14試合。さらにスタメン起用されても途中交代が多く、ベンチを温める時間が増えたため、メルテンスの去就に注目が集まっている。
こういった状況もあってか、伊『calciomerucato』などによると、以前からメルテンスに興味を示していた中国のクラブが、再び獲得に乗り出そうとしているようだ。これまでは中国行きを拒否していた同選手だが、ナポリでの序列を落としていることに加え、5月に32歳の誕生日を迎える年齢のことも考えて、移籍の可能性は高いという。

ナポリで同い年だったスロバキア代表MFマレク・ハムシク、ベルギー代表で共にしてきたMFマルアン・フェライニやMFムサ・デンベレも今冬に中国行きを決めている。また、過去を見ても、現ドルトムントのMFアクセル・ヴィツェルなども中国でプレイした経験があり、ベルギー代表選手の中で一定の評価を得ている中国スーパーリーグだけあって、メルテンスの中国行きもあり得ない話でははさそうだ。

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