再会なら決勝は特別なゲームに
決勝で日本代表と再会するまであと1勝。元日本代表監督アルベルト・ザッケローニが指揮するUAE代表は、アジアカップ準決勝でカタール代表と対戦する。カタールは今大会のダークホースで、韓国代表を撃破してベスト4まで進んできた。ここまでの戦いぶりから考えると、未だに無失点を継続するカタールが優位なのだろう。
しかし、ザッケローニは決勝進出を信じている。AFC公式によると、準々決勝でオーストラリア代表を撃破したことが1つの自信となっているようで、カタールを倒せると考えているようだ。
「我々がグループステージと決勝トーナメント1回戦で苦しんだのは事実だ。しかしオーストラリア戦でのパフォーマンスは非常に良かった。だからカタールを良いパフォーマンスで倒せるとの自信がある。カタールは強くて組織化されたチームだし、まだ失点していない。彼らは今大会だけでなく、2018年も非常に良かった。決勝進出へ集中しなくてはいけない」
日本はザッケローニとともにアジアカップ2011を制覇しており、その経験も今大会に活きているのだろう。当然決勝で日本と再会することはザッケローニにとっても特別なものとなるはずだ。2014ブラジルワールドカップから4年半が経過しているためザッケローニが指導したことのない選手も複数いるが、日本対UAEが実現すれば日本のサッカーファンにとってもスペシャルなゲームとなるだろう。