バルサの若手育成はどうなる? タレント軍団に”カンテラ組”割って入れるか

タレント軍団となったバルセロナ photo/Getty Images

外部から選手を引っ張るケース目立つ

結果を出していれば問題ないと考えることもできるが、最近のバルセロナの補強はクラブの哲学に合っているのだろうか。スペイン『as』は疑問を投げかけている。次々と資金を投じて優秀な選手を外部から連れてくるため、自慢のカンテラ(下部組織)出身選手が割って入りにくくなっているのだ。

先日にはアヤックスからMFフレンキー・デ・ヨングを獲得したが、近年はDFクレマン・ラングレ、MFアルトゥール・メロ、フィリペ・コウチーニョ、FWウスマン・デンベレなど高額な移籍金を投じて選手を引っ張ってくるケースが目立つ。リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールのMSNトリオが暴れていた頃からクラブの哲学は少しずつ変わっていたのかもしれないが、今のバルセロナは大型補強によって完成したタレント軍団となっている。

今でもカンテラからはMFリキ・プイグやカルレス・アレニャ、オリオル・ブスケッツなどタレントは出てきている。しかしコウチーニョやFWマウコムのような実力者までポジションを確保できていないとなると、カンテラ出身者を使うのが難しい。MFアルトゥーロ・ビダル、FWケビン・プリンス・ボアテングといったベテラン勢もベンチには控えており、今やレアル・マドリードをも超える銀河系軍団と言っていいかもしれない。

ジョゼップ・グアルディオラが指揮官として黄金期を築いた際にはカルレス・プジョルやメッシ、ジェラール・ピケ、セルヒオ・ブスケッツ、シャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタらカンテラ出身者が大半を占める構成となっていた。あの形こそがバルセロナらしさとも言えるが、あれから時間が経過してクラブの考え方も変わってきたのだろう。

特に中盤はバルセロナにとって全ての中心だが、先日獲得されたデ・ヨングは将来的にアンカーを務めるブスケッツの後継者になるとも言われている。そうなればバルセロナの中盤からカンテラ出身者が消えるなんてシナリオも考えられる。デ・ヨングやメロがクラブの哲学を引き継いでいくことは可能だが、同メディアはカンテラにとって悪い時間と捉えているようだ。

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