チェルシーの18歳は我慢せよ? 「若い選手引き上げるのは簡単ではない」

チェルシーのハドソン・オドイ photo/Getty Images

バイエルンからの関心伝えられるが……

ドルトムントのジェイドン・サンチョ、ホッフェンハイムのリース・ネルソンなど、今季はブンデスリーガで若いイングランド人選手の活躍が目立っている。同じくイングランドの世代別代表選手であるチェルシーMFカラム・ハドソン・オドイとしては、自身もドイツに向かえば毎試合のように出場するチャンスがあるのではと考えることだろう。

そのハドソン・オドイにはバイエルンが強い関心を示しているようだが、チェルシーを指揮するマウリツィオ・サッリはハドソン・オドイにもう少し我慢して欲しいようだ。英『FourFourTwo』によると、サッリはハドソン・オドイの能力を認めている。しかし、18歳の選手がチェルシーで試合に出ることは難しく、今のプレイタイムでも満足すべきとの考えだ。

「欧州において、このレベルで8試合プレイしている18歳の選手はほんの一握りだ。ハドソン・オドイは今季公式戦を6、7試合プレイしているが、幸運であるべきと思う。このレベルにおいてアカデミーから若い選手を引き上げるのは簡単ではない。バルセロナは時折アカデミーから1、2選手ほど引き上げている。レアル・マドリードもそうだ。だがユヴェントスは0、パリ・サンジェルマンも0だ。我々は幸運だと思う。イーサン・アンパドゥ、アンドレアス・クリステンセン、ハドソン・オドイがいるのだから」
「ハドソン・オドイは優れた選手になる素質を備えている。ボールを持っている時は非常に良い選手だが、持っていない時の動きを改善しないといけない。ウイングとして守備面も改善しないといけない。ただし重要な選手になるポテンシャルはあるよ。イングランドだけでなく、欧州全体でね」

サンチョやネルソンの例を見れば、ハドソン・オドイの年齢でも起用すれば結果を出せるはずだ。サッリはまだ改善点が多いと考えているようだが、ハドソン・オドイはチャンスを待てるだろうか。

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