リヴァプールはもう攻撃だけの集団ではない 「いくつかのプラン持っている」

連勝を続けるリヴァプール photo/Getty Images

様々なゲームプランが可能に

プレミアリーグで未だに無敗を継続する今季のリヴァプールは、戦い方に幅が出てきたことが大きい。昨季はモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの3トップを軸にどんどん攻撃を仕掛けていくチームだったが、今は対戦相手や状況によって守備に重点を置いた戦い方もできるようになった。引いて守ってくる格下もいれば、チャンピオンズリーグでは相手が高い位置から仕掛けてくることも多い。この両方に対応できるだけの引き出しを今のリヴァプールは持っている。

英『FourFourTwo』によると、MFジェイムズ・ミルナーも選手たちが様々なやり方に対応できることが強みの1つだと主張している。ミルナーはその代表とも言うべき選手で、複数のポジションをこなすことができるユーティリティープレイヤーだ。

「今季は上手くやっていると思うし、勝つために異なるやり方を見つけている。全てのゲームで90分間美しい攻撃的フットボールができることはないんだ。僕たちはいくつかの戦い方のプランを持っているし、異なるシステムでプレイできる。それらに対応できる優秀な選手たちも揃っている」
昨季はどこが相手でもお構いなしに攻撃的な姿勢を貫くチームだったが、今のリヴァプールは実に冷静だ。攻撃のクオリティは相変わらず高いが、展開に合わせてゲームを締めることもできる。この戦い方を続けられれば、チャンピオンズリーグでも昨季より安定した内容でファイナルまで進めるかもしれない。

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