分かっていても止められない! バルサの2人が生み出す”必殺パターン”とは

メッシとJ・アルバ photo/Getty Images

左サイドが崩しの切り札

バルセロナでは今でもリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ウスマン・デンベレを中心とした3トップが最大の脅威だが、この3人にばかり注目するわけにはいかない。後方からとんでもないスピードで左サイドを疾走してくるジョルディ・アルバの存在が対戦相手にとって脅威なのだ。

ネイマールが左サイドにいた頃はアルバの攻め上がりを十分に活かせていなかったとも言われるが、今は自由に左サイドを上がってくる。そしてその動きを常に頭に入れているのがメッシだ。メッシが左サイドを向いた状態でボールを持てば、それは危険のサインとなる。

ダニエウ・アウベスがバルセロナで活躍していた頃はシャビ・エルナンデスからアウベスへ絶妙なパスが出るケースが何度もあったが、今は左のアルバだ。最終ラインの選手としては斜めに走り込んでくるアルバの動きを監視するのは難しく、何よりメッシのパスが毎回ピタリと合ってくる。サイドバックの攻め上がりとウイングのデンベレの両方を見ておくのは大変な作業だ。

英『Express』もメッシとアルバの関係に注目しているが、指揮官エルネスト・バルベルデは「2人は互いを完璧に理解している。彼らの関係は完璧だ。時に相手がパスを潰そうとしてくるが、ジョルディが素晴らしいタイミングで飛び込んでくるからね。それが来ると分かっていても、機能するんだよ」と2人の関係を称えている。

対戦相手もそれがバルセロナの必殺パターンだと理解しているのだが、一瞬の隙を突かれてやられてしまう。アルバは現代最強の攻撃的レフトバックの1人で、これからも相手守備ブロックを1番外側から崩す切り札的存在として機能するだろう。

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