約3年ぶりのハット! 鹿島沈めたベイルはC・ロナウドの穴埋めとなるか

鹿島から3点を奪ったベイル photo/Getty Images

鹿島相手に魅せた得点力

やはり前を向いたレアル・マドリードFWガレス・ベイルは恐ろしかった。19日に鹿島アントラーズはクラブワールドカップ準決勝でレアルと対戦し、ベイルのハットトリックで1-3と敗れた。序盤は鹿島のペースと思える時間帯もあったのだが、徐々にエンジンをかけてきたレアルを抑えることができなかった。

中でも大仕事を果たしたのがベイルだ。前半は左サイドのベイルが唯一得点を感じさせる存在だったが、44分に味方とのシンプルなワンツーで抜け出して左足で先制点を記録。単純なワンツーだが、ベイルのスピードは圧巻だった。相変わらずシュート精度も高い。

さらに後半には鹿島の甘いバックパスを見逃さずに2点目、最後は強烈な左足でゴールネットを豪快に揺らしてハットトリックを完成させてみせた。レアルでは今夏にクリスティアーノ・ロナウドが退団し、その得点力の穴埋め要員としてベイルに大きな期待がかかっていたが、それにようやく応えたといったところだろうか。
スペイン『as』によれば、ベイルがハットトリックを決めるのは約3年ぶりだ。最後に決めたのは2016年の1月に行われたデポルティーボ戦で、この時はヘディング弾2発を含むハットトリックで5-0の勝利に貢献している。

この3年ぶりの爆発からベイルは頼れるエースとなるのだろうか。やはり前を向いて加速した時のベイルは恐ろしいと再認識するゲームになったと言えよう。

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