レアルに一切の油断なし! 鹿島を警戒する指揮官「過小評価はしない」

11月にレアルの指揮官に就任したソラーリ監督 photo/Getty Images

「2年前よりもたくさん経験を積んでいるチーム」

19日にクラブワールドカップの準決勝が行われ、鹿島アントラーズ(アジア王者)とレアル・マドリード(欧州王者)が対戦する。2年ぶりの再戦を前に、レアルの指揮官を務めるサンティアゴ・ソラーリ監督が前日会見に出席。鹿島戦への意気込みなどを明かした。

2016年に行われたクラブW杯では、決勝で相見えた両チーム。90分間で決着がつかず延長戦までもつれ込んだが、ロナウドのハットトリックの活躍もあり、4-2でレアルが鹿島との激闘を制している。同大会の優勝大本命とされたレアルだが、2年前は危うく鹿島に大金星を与えるところだった。こういった経験もあり、今回は欧州王者に一切の油断はなさそうだ。

インタビューに応じたソラーリ監督は「この舞台にたどり着くには長い道のりが必要だ。だから、我々はこの大会を最大限に重要視している。選手たちも(大会に出られる)幸せを感じているし、集中しているよ」と述べた上で「過小評価するのは、欧州からの見方だ。この大会はそれぞれの大陸王者が激突するし、決して簡単ではない。どんな相手でも、我々は過小評価はしないよ。素晴らしい世界大会だし、楽しみたいね」とコメント。クラブの公式サイトなどが伝えている。
さらに、対戦相手の鹿島については「2年前よりもたくさん経験を積んでいるチームだ。前回は開催国枠だったかもしれないが、今回はアジア王者だしね。クオリティの高い外国人選手がいるし、スピードやダイナミックさもあるチーム。価値のある相手だし、非常に素晴らしい試合になるんじゃないかな」と話している。

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