チェルシー粉砕した18歳の姿 イングランド”新黄金世代”にチャンスを

チェルシー戦で好プレイ披露したモーガン・ギブス・ホワイト photo/Getty Images

チェルシーにもいる期待の18歳

8日に王者マンチェスター・シティと対戦したチェルシーは、最前線の中央にエデン・アザールを配する形で戦った。これまではオリヴィエ・ジルーとアルバロ・モラタがセンターフォワードのポジションを争っていたが、2人とも大活躍とはなっていない。アザールを偽9番のような形で起用するのも1つの手だろう。

両翼はウィリアンとペドロ・ロドリゲスが務めていたが、このやり方を継続する場合は若手にチャンスが巡ってくるかもしれない。18歳のカラム・ハドソン・オドイだ。プレシーズンやヨーロッパリーグでのパフォーマンスが評価されているハドソン・オドイは、もっとプレイタイムを与えられるべきと考えられている。アザールを中央に移すのであれば、ウイングのバックアッパーとしてハドソン・オドイを起用していくのも面白い。

また英『Football London』は、前節1-2で敗れたウォルバーハンプトン戦から若手の重要性を学ぶべきと主張している。ウルブズの最前線を任されていたのは、ハドソン・オドイと同じ2000年生まれの18歳FWモーガン・ギブス・ホワイトだった。
このインパクトのある名前の持ち主は昨年のU-17ワールドカップにハドソン・オドイとともにイングランド代表として出場し、優勝を果たしている新黄金世代の1人だ。チェルシーとは選手層が異なるが、モーガン・ギブス・ホワイトは今季プレミアリーグで9試合(15試合終了時点)に出場している。チェルシー戦ではアシストも記録するなど、18歳とは感じさせない落ち着きもあった。

同メディアは若手の抜擢が毎回上手くいくわけではないが、チャンスは与えるべきと主張している。サポーターもハドソン・オドイの実力は理解しているはずで、モーガン・ギブス・ホワイトが十分に戦えている状況を考えるとハドソン・オドイにも積極的にチャンスを与えていくべきなのだろう。

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