アジアカップへ準備万端? 11月の代表戦回避で韓国のエース大爆発!

トッテナムのソン・フンミン photo/Getty Images

トッテナムで調子を上げる

ロシアワールドカップ、そして8月に開催されたアジア大会参加の影響もあったのか序盤はやや低調だったが、ここへきて韓国のスーパーエースであるトッテナムFWソン・フンミンが調子を上げてきている。

11月のチェルシー戦ではMFジョルジーニョをスピードでぶっちぎって得点を記録し、12月に入ってからもサウサンプトン、レスター・シティ戦と立て続けに得点を決めている。今やトッテナムの攻撃に欠かせない存在となっており、得点力ではアジア人選手の中でもNo.1と言っていいだろう。

米『ESPN』によると、指揮官マウリシオ・ポチェッティーノもソン・フンミンの働きに満足感を示している。調子が上がってきた要因として11月のA代表マッチを回避したことを挙げており、休養を取ったことが今のパフォーマンスに繋がっている部分もあるのだろう。
「最初の数カ月は彼も苦しんでいたし、残念だったよ。だが、11月に代表戦を回避して休んだことで、改善に集中できたと思う。11月のチェルシー戦から大いに進歩したよ。今は彼の貢献度、パフォーマンスに満足している」

ソン・フンミンは兵役免除を目指して8月のアジア大会に参加し、トッテナムもそれを了承していた。しかし条件として11月の代表戦回避、そして来年1月から開催されるアジアカップ2019のフィリピン戦、キルギスタン戦を欠場することになっている。それでもアジアカップでソン・フンミンが韓国代表にとって重要な戦力であることに変わりはなく、トッテナムで調子を上げているエースの存在はアジアの頂点を狙う日本代表にとっても厄介なものとなりそうだ。

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