マンUでの仕事はモウリーニョ史上最大の苦戦か 50勝にかかった試合数は

マンUを率いるモウリーニョ photo/Getty Images

チェルシー時代とは違い

FCポルトでチャンピオンズリーグ制覇を実現して以降、ジョゼ・モウリーニョは世界最高の指揮官の1人としてサッカー界をリードしてきた。モウリーニョが担当するチームはタイトルを荒稼ぎしてきたものだが、今はマンチェスター・ユナイテッドで大苦戦中だ。

その苦戦ぶりが分かる数字がある。マンUは8日にフラムを4-1で撃破したが、この勝利がモウリーニョにとってマンUでのプレミア通算50勝目となった。92試合目にして50勝達成となったが、英『METRO』はチェルシー時代に比べるとかなり時間がかかったと取り上げている。

モウリーニョはまず2004-05シーズンにチェルシーの指揮官に就任し、超強固な守備を武器にたった63試合でプレミア通算50勝を達成している。チェルシーでの第一次政権は最強との評価がふさわしく、ほとんど負けることがなかった。名将との評価を固め始めたのもこの時からだ。

チェルシーでの第二次政権は2013-14シーズンからスタートしたが、この時は50勝達成に73試合を要している。それでも今のマンUよりは早く達成することになり、2014-15シーズンにはプレミア制覇を成し遂げた。2015-16シーズンの低迷で著しく評価を落としたものの、最初の2シーズンは見事な結果だった。

マンUはアレックス・ファーガソン氏が退任してから混乱が続いており、モウリーニョの指揮官キャリアでは最も難しい仕事になっていると言える。就任3シーズン目にして未だリーグを制したことはなく、恐らく今季も実現は難しいだろう。ポルト、チェルシー、インテル、レアル・マドリード、2度目のチェルシーと、全てのクラブでリーグ制覇してきたことを考えれば、マンUでの苦戦ぶりはモウリーニョにとって初めての経験と言っていい。

今季も暗い話題の方が多くなっているが、モウリーニョはマンUでもリーグ制覇を成し遂げられるのか。今季トップ4から漏れてしまえば次のシーズンはやってこない可能性が高く、正念場を迎えている。

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