ファン・ダイク、クリバーリより上! 伊メディアが思う”現世界最高のDF”

ユヴェントスのキエッリーニ photo/Getty Images

安定感は群を抜く

現世界最高のセンターバックは誰なのか。はっきりとした1位を決めるのは難しいが、今ならリヴァプールのフィルジル・ファン・ダイクやナポリのカリドゥ・クリバーリ、レアル・マドリードのラファエル・ヴァランといったところだろうか。ここは人によって評価が分かれるところだ。

そんな中、伊『Calciomercato』が猛プッシュしているのがユヴェントスDFジョルジョ・キエッリーニだ。キエッリーニもこうした企画では常に名前の挙がる選手だが、もう34歳と大ベテランだ。今自信をもってキエッリーニを世界最高のセンターバックに推す者はあまり多くないだろう。

しかし同メディアは、今でも抜群の能力を誇ると絶賛している。7日にはインテルに1-0で勝利を収めたが、この試合もユヴェントスらしい1点を守り抜く堅さが出ていたゲームだった。クリスティアーノ・ロナウドが加わって攻撃陣が注目されがちだが、ユヴェントスの強みはレオナルド・ボヌッチ、キエッリーニを軸とした守備にある。
クリバーリやファン・ダイク、今回対戦したインテルのミラン・シュクリニアルらと比較すれば、キエッリーニはもうピークを過ぎたのかもしれない。しかし同メディアはキエッリーニがここ4、5年は同じレベルのパフォーマンスを維持しており、継続性の面ではファン・ダイクやクリバーリを凌駕すると自信を見せている。確かにファン・ダイクやクリバーリが同じ34歳になった時に世界トップレベルのパフォーマンスが出来るかは分からない。

「キエッリーニはもうスピードがないかもしれないが、勝ち方を分かっている。彼は非常に完成されている」

同メディアはこのように絶賛しており、キエッリーニが今でも世界最高峰のレベルにあると確信している。センターバックの高齢化はユヴェントスの課題だが、現状キエッリーニより優れているセンターバックを見つけてくるのは困難なのだろう。

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