A・サンチェス獲得は失敗だった!? モウリーニョが本当に欲しかったのは

マンUのアレクシス・サンチェス photo/Getty Images

求めていたウイングとは違ったか

マンチェスター・ユナイテッドではアーセナルから今年1月に引き抜いたFWアレクシス・サンチェスが満足なパフォーマンスを発揮できていないことが問題視されているが、指揮官ジョゼ・モウリーニョにとってサンチェスの獲得は本意ではなかったのかもしれない。

そう伝えているのは英『The Times』だ。同メディアはモウリーニョがサンチェス獲得を間違いだったと考えていると伝えており、サンチェスの他に狙っていた選手がいたという。その選手とは、インテルMFイヴァン・ペリシッチだ。

サンチェスはウイングでもプレイできる選手だが、サイドからクロスを放り込むタイプの選手ではない。中へ切り込んでゴールに絡んでいくタイプの選手で、このスタイルがモウリーニョの理想に合っていないと指摘されている。
一方でペリシッチは左右両足を遜色なく使いこなし、縦へ突破してクロスを上げるプレイを得意としている。ロメル・ルカクを中心に高さを活かすことができ、ペリシッチを獲得できなかったことをモウリーニョは今でも悔やんでいるというのだ。

マーカス・ラッシュフォード、アントニー・マルシャルもサンチェスと同じく、高精度のクロスを蹴るタイプのサイドアタッカーではない。その影響でマンUがルカクの高さを上手く活かせていない部分があるのかもしれない。サンチェスの状態を考えると獲得は失敗だったか。

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